|
HTC J ISW13HT(エイチティーシー ジェイ アイエスダブリューイチサンエイチティー)は、台湾・HTC(輸入元・HTC NIPPON)によって開発された、auブランドを展開するKDDI及び沖縄セルラー電話のISシリーズの一つで、CDMA 1X WIN(CDMA2000 1xMC/1xEV-DO Rev.A)、および+WiMAX(モバイルWiMAX、IEEE 802.16e-2005)対応ストレート型スマートフォンである。製造型番はHTI13(エイチティーアイイチサン)。 == 概要 == HTCがau向けに製造した3機種目のAndroidスマートフォンである。同社の最新スマートフォンの1つである「HTC One S」をベースに日本市場向けに再開発しており、海外で販売されている他のHTC Oneシリーズと同様に高画質と高音質に拘っているのがこの機種の最大の特徴となっている。なお、商品名に付けられている「J」とは「Japan(日本)」の意味である。 *カラーは「レッド」「ブラック」「ホワイト」の3種類がラインナップされており、このうち「ブラック」ではつや消し処理がなされている。 *ディスプレイはベースとなったHTC One Sと同様に4.3インチのQHD(540×960ピクセル)有機ELディスプレイを採用している。3D表示機能は非搭載であり、カメラも3D撮影機能は搭載していない。 *海外メーカー製でありながらワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信の日本向け機能に対応している。ただし防水機能は装備されていない。当初は防水機能の搭載を目指して設計されていたため、電池カバーやイヤホン端子・microUSB端子のキャップなどの機構にその痕跡が残っている。また、各種メディアで行われた防水テストでは端末に大きな異常は見られなかったが、一部でカメラ内部に水滴が残るという事象も発生している〔自由研究:「HTC J ISW13HT」を水没させるとどうなるか - ITmedia Mobile 〕〔Jの分解 - doggisma 〕。 *ワンセグ・FMラジオ用のアンテナは本体に内蔵しておらず、イヤホンジャックにイヤホンを接続する必要がある。付属するイヤホンはBeats製となっている。 *EメールはKDDI Eメールアプリの搭載により対応する。また、auの新絵文字に対応する初の機種となっている。 *通常サイズのau ICカードに対応する。同社製のau向け端末としては2009年発売のWindows Mobile 6.1搭載スマートフォンE30HT以来、3機種ぶりの対応である。 *KDDIとしては初〔このほか、2011年10月に発売されたHTC EVO 3D ISW12HT、および2012年3月に発売されたMOTOROLA RAZR IS12Mが6月以降にそれぞれAndroid 4.0にメジャーアップデートする予定である。また、ISW13HTと同じauスマートフォンの2012年夏モデルとなる京セラ製URBANO PROGRESSO(KYY04)は日本製のau端末としては初のAndroid 4.0となる。〕となるAndroid 4.0を工場出荷時に搭載した機種である。 2012年9月12日に台湾・香港での販売も開始された〔乃木坂46も海外展開:HTC、日本向けモデルの「HTC J」を台湾・香港で発売 〕。ただし日本向けモデルと異なり、ワンセグやおサイフケータイ(Felicaポート)、赤外線通信等の機能・サービスは省略されているほか、利用できる3G通信の周波数(HSPA・W-CDMA2100MHz、CDMA800MHzのみ)、SIMロックなしという点以外は日本向けと同じである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ISW13HT」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|